茶ステナブルな暮らし 〜茶殻の鰹節和え・茶殻おにぎり〜
こんにちは、こまちです。
以前茶ステナブルな暮らしについてのブログを投稿しました。
その茶ステナブルな暮らしの一環として、今日は茶殻を食べちゃって生ゴミを減らしませんか?というご提案です。
茶殻を食べたことがない方からすると「え?!食べる?!」と思われるかもしれませんね。
静岡など茶産地近辺にお住まいの方は食べたことがある方も多いです。
食べるのに向いていないお茶もありますが、煎茶など、柔らかい葉っぱのお茶はおすすめです。
特に一番茶のお茶の葉は柔らかく、また苦味も少ないため、食すのに適しております。
また、茶殻には、お湯で溶け出さない栄養素が残っているので、
茶殻を食べることでその栄養素も摂取することができます。
例えば脂溶性のビタミンAやビタミンE、食物繊維など。
実は飲むお茶で摂れる栄養素は水溶性の栄養素のみで、残りの7割の不水溶性栄養素は茶殻に残ったままなんです。
これは、捨てるなんてちょっともったいなく感じますよね。
今日はドリップティー煎茶(一番茶使用)の茶殻の食べ方を2つご紹介します。
① 茶殻の鰹節和え
<用意するもの>
・Drip Tea 煎茶を3煎目まで飲んだあとの茶殻(約12gほどになっています)
・鰹節1パック
・めんつゆ(2倍濃縮)/ぽん酢/だし醤油などお好みのちょい足し調味料
<作り方>
1. ドリップバッグから茶殻をボウルに出します。
(水気がある場合はキッチンペーパーで少し抑えてから)
2. 鰹節を1パック加えます。
3. お好みの調味料はちょびっと(小さじ1程度)加えます。
(強めの調味料の場合は小さじ1/2程度から調節してくださいね)
4. 混ぜ合わせて、完成。
簡単ですね!これで一品、ご飯のお供ができます。
基本醤油系がやはり合います。おろしポン酢など好きな調味料を探してみてくださいね。
② 王道!茶殻まぜおにぎり
<用意するもの>
・Drip Tea 煎茶を3煎目まで飲んだあとの茶殻(約12gほどになっています)
・ご飯200g
・めんつゆ(2倍濃縮)小さじ1
・お好みの具材2種類ほど (例)塩昆布、ちりめんじゃこ、かつお節、天かす、炒りごま、桜海老 など
<作り方>
1. ボウルにご飯を入れます
2. ドリップバッグから茶殻を取り出し、加えます。
(水気がある場合はキッチンペーパーで少し抑えてから)
3. お好みの具材を少しずつ加えます。
4. めんつゆを加えます。
(天かすを入れる場合は、天かすにめんつゆを染み込ませてから加えるのも◯)
5. さっくりと混ぜ合わせたら、二等分にしておにぎりを形成して完成です。
私は天かす、ちりめんじゃこにしました。朝ごはんプレートの出来上がりです。
どちらもアレンジ自在で、お家にある好きなもので簡単にできます。
特にドリップティーの茶殻はちょうど一人分にぴったりな量です。
豆知識ですが、茶葉はお湯を吸収すると、最終的に重量が約4倍になります。
ドリップティー煎茶の場合、3g入っているので、3煎目まで楽しむと大体12gになるわけです。
もし別日に楽しみたい場合は、ラップに包んで冷凍して、使用時に冷蔵庫で自然解凍すると良いですよ。
冷凍保存をしたら、できるだけ早めにお召し上がりくださいね。
生ゴミも減って、簡単に栄養もとれて、いいことづくし!是非お試しあれ。
【この記事を書いた人: こまち】
日本茶ソムリエ(*)、オラクルカードリーダー、お茶やオラクルカードを通じて【心と暮らしをラクにする】を考えるのが趣味。禅や占星術なども。
Tea Futohには"お茶のある暮らし"が広まるよう参画・活動しています。
noteにて他にもいろいろ書いています▶︎ https://lit.link/comachi
*日本茶ソムリエ = NPO日本茶インストラクター協会認定資格「日本茶インストラクター」を取得しています
本日ご紹介したレシピに使ったのは Drip Tea 煎茶 です