春分の日におすすめの過ごし方
こんにちは、こまちです。
もうすぐ春分の日ですね。今年(2021年)は3月20日(土)だそうです。
毎年、春分の日はどのようにお過ごしですか?
そもそも春分の日とはどんな日なのでしょうか。
少し調べてみました。
春分の日とは
春分の日と聞くと、「昼と夜の長さが同じになる日」と覚えている方も多いかもしれませんね。
国の法律によると、「自然を称え、生物を慈しむ日」とされています。
毎年何気なく迎えていますが、そんな意味のある日だったのですね。
春分の日を境に、これまで短かった日照時間が、徐々に長くなっていきます。
眠っていた動植物たちが目を覚まし、太陽の光を浴びることで一気に活発になっていきます。
植物は、光合成を通じて酸素を排出してくれたり、栄養たっぷりに成長します。
私たちが飲んでいる煎茶や紅茶も、チャノキという植物の葉っぱからできていますが、光合成をすることで、あの程よい渋み成分が生まれるのです。
勿論、私たちにとっても、太陽の光は必要不可欠ですね。
日光を浴びることで、骨を丈夫にしてくれるビタミンDや幸せホルモンと呼ばれるセロトニンが増加したり、体内時計がリセットされたり、
心と身体にとってメリットがたくさんです。(時にはお肌の大敵ですが、、、汗)
日光はうつ病対策にも良いとされています。
実際、最近在宅時間が多くなり、気分が上がらない、ややうつ気味という方も少なくないのではないでしょうか。特に秋冬は日照時間も短いので、日光不足も多少関係しているかもしれません。
春分の日を迎えれば、いよいよ日照時間が長くなっていき、気温も過ごしやすくなっていきます。積極的に日光を浴びて、気持ちを切り替えていきたいですね。
どうですか?だんだん太陽や自然の恵みに、感謝の念や祝福の気持ちが湧いてきませんか?
春分の日の過ごし方
日々時間に追われながら過ごしていると、季節の移ろいを感じることは少なくなったり、気付きにくくなります。
そうすると自然に対する敬意だけでなく、自分の心や身体に対しても、敬う気持ちが薄れ、扱いが雑になってしまいませんか?
せっかくなので、今年の春分の日は、心も身体も休めて、自然に感謝し、春を感じる日にしてみてはいかがでしょう。
まだまだおうち時間が推奨されそうですから、日光の入るお部屋で、のんびりおうちカフェ、なんて良いかもしれません。
用意したいお菓子は、春分の日といえば、やはり「ぼた餅」です。
春のお花、牡丹の花を見立てて作られた、あんこたっぷりのお餅ですね。
あんこといえば、合わせたい飲み物は間違いなく、煎茶一択です!(※個人の意見す。)
煎茶とあんこ、日本人に生まれてよかったと心から感じる組み合わせNo1です。(※個人の意見です。)
煎茶は熱湯でいれて、少し苦渋みを出したいですね。
あんこの元になる小豆も、お餅のお米も、お茶も、太陽の恵みありきの自然の産物。
またそれらを年中管理し、栽培してくださる生産者の方々と
暗く寒い冬の期間も頑張って乗り切った自分自身の心と身体に感謝と敬意を込めて、煎茶と牡丹餅で春の訪れを祝う。
窓を開けて、春の香りと爽やかな風、ぽかぽかの日光、美味しいお茶と和菓子、五感を最大限に楽しむお茶の時間。
そんな過ごし方も、春分の日にふさわしいのではないでしょうか。(・・・晴れますように。)
【この記事を書いた人: こまち】
日本茶ソムリエ(*)、オラクルカードリーダー、
お茶やオラクルカードを通じて【心と暮らしをラクにする】を考えるのが趣味。禅や占星術なども。
Tea Futohには"お茶のある暮らし"が広まるよう参画・活動しています。
この記事の番外編はnoteに▶︎ https://lit.link/comachi
*日本茶ソムリエ = NPO日本茶インストラクター協会認定資格「日本茶インストラクター」を取得しています
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